2022年09月09日
この記事では、骨盤の歪みからくる様々な不調を、骨盤矯正で整えて健康な身体を取り戻したいと考えている方に向けて、柔道整復師の視点で解説していきます。
骨格や骨盤の歪みの原因や、歪みが及ぼす症状、自分でできる歪みのチェック方法や予防法などを詳しくご紹介します。
大阪市旭区・千林大宮の美骨整体工房響
院長・高田 祐嗣
骨盤の歪みチェックリスト
ひとつでもチェックがあった方は、骨盤が歪んでいる可能性があります。症状がなくても、予防的な対処をされる事をお勧めします。
骨盤が歪んでしまう原因はさまざまですが、1番多い原因は、日々の生活習慣や癖が影響しています。
運動不足やデスクワークなどで筋肉が衰え、偏った体勢に慣れてしまっていると、気づかないうちに骨格が歪み体に負担がかかっている可能性があります。
女性の場合は、出産によって骨盤が歪んでしまう方も、よくみうけられます。
骨盤が歪むと、全身に様々な不調が現れます。不調に気づいた時だけでなく、予防も大事になってきます。
骨盤の歪みをご説明する前に、まずは骨盤のつくりについてご説明いたします。
骨盤は大きく分けて3つの骨で構成されています仙骨、尾骨、寛骨で構成されています。
骨盤は本来、大きく動く事は無い関節に分類されています。
しかし、女性の場合は妊娠中は胎児のスペースを確保する為、出産の際産道を拡げる為に動きます。
また、性別関係なく、長時間正しくない姿勢をとっていたり、身体のメンテナンス不足でも歪みが発生します。
骨盤が歪むと、全身に様々な不調が現れます。
具体的には、長く続く腰痛・浮腫・足のだるさ・末端の冷え・下半身太り・肩こり・頭痛。
その他、不定愁訴(なんか調子悪い・病気じゃないけど自覚症状がある)など様々な症状がみられます。
骨盤は身体のほぼ中心にあるので、骨盤が傾くことはつまり、身体の中心が傾くことになります。
身体の中心が傾くことで、左右の足の長さが変わってしまい、足が開き、反り腰、猫背になります。
それに伴って、脊柱(背骨)が歪んでくるので、最終的には身体全体の歪みにつながります。
骨盤の歪みによって、男性は腰痛、女性は肩こりの症状が出やすい傾向がみられます。しかし、近年、PCやスマホの普及によりこの傾向も変化してきています。
最近は、PCやスマホの普及によって、大人だけではなく子供にもこれらの症状が出るようになってきています。
骨盤の歪みを放置すると、慢性的な疾患に発展し、放置した時間が長いほど、治るまでの時間を要します。
具体的な症状は、慢性腰痛・腰椎ヘルニア・狭窄症・頭痛・自律神経失調症・末端冷え性・変形性膝関節症・外反母趾・下半身太り等の原因や悪化がみられます。
しかし、骨盤が歪んでも、わかりやすい痛みなどの自覚症状が出ない方も多く、長期間気が付かない方も多数みられます。
歪みのすべてが悪いわけではありません。
例として、ウサイン・ボルト氏の様に「脊柱側弯症」があってもトップアスリートとして素晴らしい成績を収めている人もいます。
この様にスポーツの競技適応や職業適性など有利になる場合もあります。また、生まれつきの歪みもあります。
ただし、痛みや不快感、自覚症状が出てしまう歪みに関しては、気が付いた時点で早急に適切な対応をする必要があります。
骨盤の歪みを治すメリットとしては、もちろん、痛みや不快感を減らすことです。
更には、痛みがある事によって妨げられている自由を手に入れられる事です。
例えば、身体の不調を気にせず子供と遊べる、お気に入りのズボンがはける、ウォーキングに行ける等、楽しみたい事を思いっきり楽しめる身体が手に入ります。
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